よくあるご質問


Q: ディビッド・グロブとカイ・ディビス・リンについて教えてください。


Q: クリーン言語とクリーン・ランゲージ(シンボリック・モデリング)との違いを教えてください。


Q: クリーン言語の特徴を一言でいうとどんなところでしょうか?


Q: どんな時、どんな事にクリーン言語は対応できるのですか?


Q: クリーン言語が、一番適切という悩みや相談の種類はありますか?


Q: クリーン言語にはどのようなクライアントが多いですか?或いは、相談者に特徴はありますか?


Q: クリーン言語のセッションを受けたらどんなメリットがありますか?


Q: クリーン言語のセッションを受けるとしたら、事前に何か準備をする必要がありますか?


Q: クリーン言語の体験会の流れや内容について知りたいです。準備するもの等あるのでしょうか?


Q: クリーン言語ではネガティブなメタファーを扱っても大丈夫なのでしょうか?


Q: 問題となる感情や思考を直接扱うのでは無く、クリーン言語が感情や思考をメタファー化してワークするのは何故ですか?

 

Q: ディビッド・グロブとカイ・ディビス・リンについて教えてください。


A: ディビッド・グロブはニュージーランド出身の心理士です。1980年代初頭にディビッド・グロブと英国のやはり上級心理士であったカイ・ディビス・リンと出会いました。二人ともセラピーのプロセスにおいて、クライアントが自分の感情や思考を表現する言葉に深い関心を持ちました。そして、セラピーにおいて、変容をもたらすためにどのように言葉を活用するかにおいても共通の関心を持って、クリーン言語を生み出しました。この手法は様々なトラウマ体験の治療の現場より開発されたものです。2008年にディビッド・グロブの急逝後、クリーン言語はカイ・ディビス・リンによってさらに発展されました。ねこみみストたちは現在カイ・ディビス・リンより学んでいます。
詳細は下記の「クリーン言語&EK」内、外部リンクをご参照ください。

ディビッド・グロブ
カイ・ディビス・リン

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Q: クリーン言語とクリーン・ランゲージ(シンボリック・モデリング)との違いを教えてください。


A: クリーン言語はディビッド・グロブが伴侶のカイ・ディビス・リンと共に1980年初頭より開発したClean Languageは臨床心理の現場より開発され、心理カウンセラー、精神科医など心理領域で働くプロフェッショナルへと教えられた。クライアントの問題解消への理論とプロセスの枠組みが構築され、その専門知識、スキルの習得レベルの認定プログラムも設けられ教材として教本・ビデオが作成された。クリーン言語はディビッド・グロブがカイ・ディビス・リンと共に開発した理論とプロセスの枠組み(例:T-1からT+1への移行)を土台として教えられる。現時点ではコーチがクライアントに安全に用いることができるように教えられている。近未来には心理カウンセラーを対象として二人が開発し、教えたそのままの形態で教えられるだろう。ディビッドとカイの開発した手法では、セッションの冒頭でクライアントの願望を尋ねた後、クライアントの現時点での状態に焦点を当ててクライアントの中から生まれるメタファーのナラティブを発展させて、問題解消のプロセスを導いていく。

 日本語でクリーン・ランゲージとして教えられている手法はNLPトレーナーのジェームズ・ローリーとペニー・トンプキンスが1990年代にディビッドとカイよりClean Languageを学び、NLPの手法を取り入れて改変した手法であり、シンボリック・モデリングとしても紹介されている。こちらのクリーン・ランゲージ/シンボリック・モデリングではディビッド・グロブとカイが開発・発展させた理論とプロセスの枠組みは教えられていない。特徴としてセッション冒頭ではクライアントの願望を尋ねた後、その願望を中心に探索し、プロセスを進行させていく。セッションプロセスの中でクライアントの当初の問題が浮上すると、クライアントのメタファーからクライアント自身へと眼点が移ることも特徴である。

 英語では両者はClean Languageとして紹介されており、内容の差異は名前だけでは判別できない。日本語では、両者の内容・理論・プロセスの枠組みと実際のプロセスの違いを明確にするために、ディビッド・グロブとカイ・ディビス・リンが1980年初頭より共同で開発した理論と手法を「クリーン言語」と名付けた。
(クリーン言語日本支部 Clean Language Japan)

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Q: クリーン言語の特徴を一言でいうとどんなところでしょうか?


A: クリーン言語では、コーチやカウンセラーの解釈を加えずにクライアントの個人固有のユニークな体験を尊重します。

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Q: どんな時、どんな事にクリーン言語は対応できるのですか?


A: どんな時にも、どんな事にも対応できます。極端な話、扱うことを言語化(説明)できなくても大丈夫です。

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Q: クリーン言語が、一番適切という悩みや相談の種類はありますか?


A: クリーン言語はどちらかというと、心、気持ち、感情など、気になることがある時には、とても効果あるのではないかと思います。たった今の自分と向き合いたい時にも効果的です。

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Q: クリーン言語にはどのようなクライアントが多いですか?或いは、相談者に特徴はありますか?


A: クライアントにはいろんな方がいらっしゃいます。お話しが出来れば大丈夫なので、小さなお子さんもセッションを受けていただくことができます。

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Q: クリーン言語のセッションを受けたらどんなメリットがありますか?


A: セッションのプロセスの中で、クライアント一人一人の独自の体験に沿った問題解決が生まれてきます。クライアント自身でも驚くような解消の道が生まれてきます。自分では思いもしなかったというプロセス展開になることが珍しくありません。

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Q: クリーン言語のセッションを受けるとしたら、事前に何か準備をする必要がありますか?


A: 特に何も準備をする必要はありません。クリーン言語のセッションは毎回「何が起こって欲しいですか?」と問いかけからスタートします。その問いかけに答えていただくことが出来れば、それ以外は何もありません。

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Q: クリーン言語の体験会の流れや内容について知りたいです。準備するもの等あるのでしょうか?


A: 体験会では、簡単なクリーン言語の説明と、クリーンの質問を使って、自分のメタファーや他の人のメタファーを導出する体験をしていただきます。筆記用具のみご用意ください。
詳細は体験会のお知らせをご覧ください。

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Q: クリーン言語ではネガティブなメタファーを扱っても大丈夫なのでしょうか?


A: クリーン言語では、メタファーがポジティブであるかネガティブであるかの区別はしません。どのようなメタファーであってもリソースを持っていることを尊重してセッションを進めます。ファシリテーター がこのメタファーはネガティブだから扱わないと判断することはクリーンな在り方では無く、せっかくのリソースに気付けない可能性があるからです。

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Q: 問題となる感情や思考を直接扱うのでは無く、クリーン言語が感情や思考をメタファー化してワークするのは何故ですか?


A: 辛い体験や苦しい体験の詳細を説明する必要が無く、それによって追体験をしなくて良くなります。また、メタファー化することで、クライアントは思い込みや枠組みから解放されてセッションを進めることができます。

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