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仕事に関するちょっとした焦り、クリーン言語のセッションで明確になったこと

今回のテーマは、

仕事をするにあたって、先を読んで、機転を利かせることができるようになりたい、というものでした。(メタファーとその変遷については後半に書きました。)

 

それなりの年齢ですので、経験もありつつそのような状況はまさに自分の力不足なのですが💦

このような内容でも、クリーン言語のセッションでは解決がありうるのか。メタファーの変容で違いがもたらされるのでしょうか。

 

大きなミスをしでかしている、ということではないので、他者から直接指摘を受けることはないのです。しかし、今は在宅で仕事をすることが多いので、プロジェクトにかかわるメンバーのやり取りをチャットやメールで目にすると、ああ、抜けていた、とか、気付いていたのに発信できなかった、など、ちょっとしたことにチクりと自尊心というかプライドというかが傷つけられるのかわかりませんが、気になっていました。

 

今回のセッションでは、全体を見ることなく自分の行動一つひとつに対しての評価を仕事の目的としていた、ということです。おそらく誰も気にしていないので、独り相撲。もっとうまくできたはず、先回りして対応できたはず、と、考えるのは悪いことではないと思いますが、私の場合は後追いの反省ばかりで焦燥感が強く、より行動がぎくしゃくする、という悪循環に陥りかけていました。

 

そして、セッションを通じて学んだことは、根本の問題は、「もっと気が付くためにはどうしたらよいか」という方法論で解決するものではない、ということでした。

 

こうした気づきを元に、少しずつ具体的な行動変革をしたり、見方を変えてみたりしていることを続けられています。急激な変化ではなく、斬新的な変化ではありますが、仕事を通した人との関わり方にもそれは起こっていて、How To的問題解決策を講じるだけでなく、行動や感情の根本の問題を見つめ続けることは、改めて大事と思います。

 

【メタファーと、メタファーの変遷】

 ・顔から胸にかけて張り付いているコンニャクのようなもの

下半分は身体の中に入っているようです。普段は透明だけれども、ハッと自分ができたはずのことを目にすると、グレーになり、目を開けていても何も見ていなかったことに気付かされます。

 

・軍手とアーム

クレーンゲームのアームが伸びていて、その先は滑り止めの軍手となっていて、コンニャクを掴みます。

 

・ホワイトボード

クレーンゲームのアームによって私から引き離されたコンニャクはずっと前方に運ばれます。十分に距離を取ると、それはホワイトボードになりました。ぐちゃぐちゃと書き込まれていますが、不要な部分を消し去り、いくつかの図形の組み合わせが描かれると落ち着きます。

 

こうして、よく前方が見渡せるようになり、私がとるべき行動が具体的に、明確になりました。セッション後の振り返りで、今、私に必要なことが分かったことを伝えることができました。焦燥感や残念感、やるせなさといった仕事の効率を下げる余計な要素を取り下げ、集中力を上げる自分なりのやり方を見つけられました。

 

今後も状況や時が変われば新たな不安や悩みのタネが生まれるかもしれませんが、その時はまた自分のメタファーに変容の旅をしてもらおうと思います。