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自分のことが好きですか?

ずいぶんと、こそばゆい感じのするタイトルですが、先日受けたセッションで感じた事です。とても大事な気づきを体験させて頂いた、と思い、今回はその感覚をこちらでシェアできればと思います。

 

ですので、今回はどのようなメタファーが出てきたのかは省略させて頂きたく、ご理解くださいましたら幸いです。感覚をうまく表現できるか自信はありませんが、最後までお読みいただけると嬉しいです。

 

セッション当日、対人関係でうまくいかないコトがあり、それをテーマに選びました。ざっくりいうと、思い通りにならないことにとてもとてもイライラして、何もかも投げ出してしまいたい、という感情を落ち着かせたい、というテーマです。

 

人に思いもよらない何かを言われたり、私の言ったことに対して否定的な反応が返ってきたりすると、すぐに「カチン」ときてしまいます。そしてほとんど反射的に言い返す言葉はとても褒められたものではなく、そんな自分に増々イライラ。当然その場の雰囲気も悪くなる。。。

 

そんなに私のことが気に食わないんだったら、もういい!という感じで全て投げ出したくなるのです。それが、逃げ出すことが、唯一の解決法に思えてしまう。

 

今回はそのような感覚になるメカニズムを自分で理解する旅だったように思います。「それ」が起きる直前には何が起きるか。。。その瞬間を細かく詳細に、丁寧にたどる先導をして頂きました。

 

そこで学んだ大きなことのひとつは、私は自分が持っていないものを、相手に満たしてもらいたい、私が感じたい感情を相手を通して感じたい、と思っているということでした。例えば、大事な存在だと思いたいので、大事にされているという証拠を集めたがる、といえば近いでしょうか。

 

しかし実は私は、自分に必要なものは既に持っていて、キーとなることはそれに気づくこと。このように感じる瞬間が、セッションの中でありました。

 

その日に限らず、これまで自分の好きなコトをしているつもりでも、どこか足りない感覚があったり、どんなに褒めてもらっても、何だかその評価に値しないと感じたりするのは、自分と向き合わずに外ばかりを見ていることに起因するのではないか。

 

自分が欲しいものは既に自分は持っている。他者に、他者の反応にそれを見出そうと躍起になるのではなく、今の自分が持っているものに気づき、更には自分を好きになること、これが本当に自分が求めていることだったのかもしれない。

 

あなたは自分のことが好きですか?

ともすると、私はすぐに好かれていることを証明したいと思いがちですが、まずは無条件に自分を好いてあげることが、先と気づかせて頂いたセッションでした。

 

クリーン言語のセッションでは、直接の問題、意識している課題の根底に流れている考え方、感情、自分でも気づいていないけれど、実は繋がっている深い部分にもアプローチでき、「もぐらたたき的」な問題解決でない大きなテーマにまで行くことができることを体感しました。ありがとうございました。