年末に際して

投稿がおそくなりまして、今年の最終日となってしまいました。

 

 

私個人がネコミミストのひとりとして、これまでのねこのみみの活動を振り返って思うことを今日は書かせて頂きたいと思います。

 

セッション練習でクライエントをさせて頂くとき、「イライラしないで、心穏やかになりたい」というテーマをたびたび挙げさせていただきました。その時々によって、イライラの対象はこどもであったり、パートナーであったり、職場の方であったり、自分自身であったり、さまざまでした。

 

各セッションで癒されていく、そしてそれは自分自身の、他の誰かに定義づけされたわけない独自のステップを踏んで結論にたどり着きます。

 

これを繰り返したことも含めて、今振り返ると、言葉では表現できないのですが、自分自身の心の在り様に少しずつ影響を与え、イライラを誘引する刺激(私にとって)に対して、何というか、少し距離感を持てる、メタ認知と言うか、そうした力が鍛えられてきているのではないかと考えました。

 

その時の感情や症状に対して速攻性をうたっているアプローチもあり、クリーン言語もその一つですが、それだけにセッションの影響はとどまりません。まさに、玉ねぎの皮を剥いていくように、その時々のテーマは異なっていても、個人にとって大事なもっと大きなテーマに回数を重ねることで本人は意識することなく影響を与えるのだな、と改めて感じます。

 

それもセッションを担当してくれるネコミミストが本気で、しかし自分の価値観は持ち込まずにクリーンな場を保ちつつ、進行してくださったおかげと感謝します。ですので、私自身ももっともっとクリーン言語の提供者として鍛錬したいですし、こうしたプロセスをより多くの方に体験していただきたいと更に強く思いました。

 

さて、今年もセッション、リアル体験会などを通してクリーン言語に触れる場の提供と、それを通して私たち、ネコミミストとしても学び、気づきを深めてきました。ねこみみ忘年会も開催して、来年の学び・気づきの場もどうしようか検討しましたので、来年の発信も楽しみにしていてくださいね!

 

今年一年、ねこのみみのページを訪れてくださった皆さま、ブログを見てくださった皆さまに感謝いたします。また来年もご愛顧いただけることを祈りつつ。

どうぞ皆さま、よいお年をお迎えください。