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クリーン言語のセッション例 1-5

前回の続きです。

 

F;  ファシリテーター/コーチ、C:  クライアント

<クリーン言語のセッション>

F:  あなたは、このセッションで何が起こって欲しいですか?

C:  生き辛さを感じていて、自由になりたいです。

F:  生き辛さを感じていて、自由になりたい、そして、生き辛さを感じていて、自由になりたい時、

その生き辛さはどこにありますか?

C: 

F:  胸のどの辺りですか?

C:  体の内側で、表面に近い胸のあたり全体です。

F:  体の内側で、表面に近い胸全体あたり、そして、体の内側で、表面に近い胸全体にあるそれは

何のようですか?

C:  雨雲

F:  雨雲、そして、その雨雲はどのような雨雲ですか?

C:  灰色で、中心が黒い、大きな雨雲

F:  灰色で、中心が黒い、大きな雨雲、そして、そのような灰色で、中心が黒くて、大きな雨雲に

ついて、他に何かありますか?

C:  水分をたくさん含んでいて、重いです。

F:  水分をたくさん含んでいて、重くて、灰色で、中心が黒い、そのような雨雲について他になにか

ありますか?

C:  他にはないです。

F:  そして、灰色で、中心は黒くて、水分をたくさん含んで、重い、その雨雲は、何がしたくて、

何が起こって欲しいでしょうか?

C:  青空に軽やかに浮かぶ白い雲になりたい。

F:  その雨雲が、青空に軽やかに浮かぶ白い雲になりたい時、最初に何が起こる必要がありますか?

そうしたら、雨雲は、白い雲になって、青空に軽やかに浮かび始める事が出来るでしょうか?

C:  先ずは、重い水分がなくなる必要があります。

F:  先ず、重い水分が無くなる必要がある、そして重い水分がなくなる必要がある時、最初に

何が起こる必要がありますか?そうしたら、重い水分がなくなり始める事が出来るでしょうか?

C:  乾いて、乾燥されていく必要があります。

F:  乾いて、乾燥されていく、そして重い水分が乾いて、乾燥されていく時、最初に何が起こる

必要がありますか、そうするとその重い雨雲は乾いて、乾燥されて始めるでしょうか?

C:  太陽があれば、乾いていける

F:  太陽があれば、乾いていける、そして、太陽があれば、乾いていける時、その太陽はどんな

太陽でしょうか?

C:  レモン色の優しい太陽

F:  レモン色の優しい太陽、そして、そのレモン色の優しい太陽について他に何かありますか?

C:  湿気のない、カラッとした気持ち良い暖かさがあります。

F:  湿気のない、カラッとした気持ち良い暖かさのある、レモン色の優しい太陽について他に

何かありますか?

C:  ないです。

F:  レモン色の優しい太陽、湿気のない、カラッとした気持ち良い暖かさのある太陽は、

重い雨雲の水分を乾かして、乾燥させ始めることは出来るでしょうか?

C:  はい、少しずつ乾く事が出来ます。

F:  そして、レモン色の優しい、湿気のないカラッとした暖かな太陽が、雨雲の重い水分を

少しずつ乾かし始めると次に何が起こりますか?

C:  そうすると、少しずつ水分が乾燥して行って、だんだんと雨雲が軽くなります。

F:  少しずつ水分が乾燥して行って、雨雲はだんだん軽くなる、そして水分が乾燥して、

雨雲がだんだん軽くなると次に何が起こりますか?

C:  そうすると、軽くなって、灰色だった雨雲が白くなります。

F:  雨雲は、軽くなって、灰色だった雨雲は白くなる、そして、雨雲が軽くて、白くなると

どんな違いがあるでしょうか?

F:  コバルトブルーの空に、レモン色の太陽と一緒に真っ白な雲が軽やかに心地良く浮かんでます。

 

心地よい感じになりましたので、とりあえず、この仮想セッションは終わりにしたいと思います。

 

 クリーン言語のセッションの流れをご紹介しましたが、如何でしたか?

 

少しでも、ご興味を持って頂けたら、嬉しいです。