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クリーン言語のセッション例 1-1 

デイビッド・グロブ氏のClean Language(クリーン・ランゲージ)は、イギリス、アメリカを

はじめとして色々な国々で、多様な発展をしています。

 

日本でもいくつかのClean Languageがありますが、今回はねこみみがお伝えしている基本/原型に

近いクリーン言語と呼ばれるセッションと、発展型の一つであるクリーン・ランゲージ

(シンボリックモデリング、PROモデル、その他)として広まっているセッションについて、

ご紹介したいと思います。

 

今回のブログを書きたいと思った切っ掛けは、クリーン言語のセッションを受けてみたいと思って

頂ける人が増えると嬉しいなと思ったからです。

 

どうしたらクリーン言語のセッションをお伝え出来るかと考えて、仮のテーマを設定し、2つの

セッションの流れを書いてみたいと思います。出来るだけ面倒な説明はせず、書けたらと思います。

 

クリーン言語の認定テクニシャンであり、以前にクリーン・ランゲージのファシリテーターの認定も

取得しているので、既に進化していて違う!事もあるかも知れませんが、分かる範囲でそれぞれの

特徴をご紹介し、今の自分に必要なセッションを選ぶ時にもご参考にして貰えたらと覆います。

(繰り返しますが、これは私個人の見解である事、クリーン・ランゲージは多様に発停している事、

ご承知くださいませ)

 

では、スタートです!

 

クリーン言語も、クリーン・ランゲージも、セッションのスタートは同じです。

(クリーンセットアップは、省略させて頂きます)

F;  ファシリテーター/コーチ、C:  クライアント

 

<クリーン言語のセッション>

F:  あなたは、このセッションで何が起こって欲しいですか?

C:  生き辛さを感じていて、自由になりたいです。

F:  生き辛さを感じていて、自由になりたい、そして、生き辛さを感じていて、自由になりたい時、

その生き辛さはどこにありますか?/自由ではない事をどのように分かりますか?

 

【クリーン言語の特徴①】

クライアントの「生き辛さを感じている、自由じゃない」という現在の状態から、クリーンの質問を

使ってお話を聞いていきます。

 

<クリーン・ランゲージのセッション(私の理解)>

F:  あなたは、このセッションで何が起こって欲しいでしょうか?

C:  生き辛さを感じていて、自由になりたいです。

F:  生き辛さを感じていて、自由になりたい、そして生き辛さを感じていて、自由になりたい時、

その自由について他になにかありますか?/その自由はどんな種類の自由ですか?

 

【クリーン・ランゲージの特徴①】

クライアントが求めている自由、自由を手にする事を目指して、クリーンの質問を使って、

クライアントが既に持っていて、好きな、得意なリソースを探究しながらお話を聞いていきます。

 

それぞれの特徴を知って頂き、簡単に言うとしたら、今の自分(願望を達成するには、何かを解決、

知る必要がある)と未来の自分(叶えたいゴールを目指して)のどちらの自分を探究したいかで、

セッションの選択が出来たら良いと思っています。

 

この後、もう少しセッションの進み方のご紹介をしたいと思います。