クリーン言語は身体にアプローチする
クリーン言語のセッションでは、感情の場所を聞く。
それと同様に、痛み、と言った感覚も、その場所を聞いていく。
身体に直にアプローチしていく。
今回はそのようなセッションの体験談です。
気持ち、感情、心情のほかに、例えば;
肩が痛くて腕があがりづらい、とか
頭や目が痛い、とか
おなかが痛い感じがする、とか。
こうしたテーマにもクリーン言語のセッションが提供されることがあります。
(*もちろん、セッションは治療行為ではありません。私が体験したセッションも、治療行為ではありません。様々な症状があるときには、病院で受診してください。ここはしっかりご了承ください。)
そして実際の場所を告げていても、「〇〇が痛いとき、その痛いはどこにありますか?」或いは「〇〇が痛いとき、〇〇のどのあたりですか?」というように、更にその場所を聞いていく。
今回の私のテーマは、「下腹が痛い感じが続いている」というものだった。
もちろん、深刻な病気の場合もあるので、体の症状が出ている場合はまずは病院に行く。
ただ、この程度だったら、とか、たまにこうした症状は出ていて市販薬でおさまるから、とか、忙しいから、という理由でなかなか病院などでの受診には、足が遠のいていた。
今回のセッションでは、途中で見たこともない「盲腸」のメタファーが出現し、それが最後まで残っていた。
これまでと違う行動、思考の支配からの逸脱
普段だったら、たかだか腹痛くらいと痛み止めでも飲んでいただろう。これまでそうしていたように。
病院に行っても、せいぜい整腸剤を処方されるだけだ。
熱が出ても、今のコロナ禍のご時世なので、抗原検査キットで陰性であればその熱が治まってしまえば気にも留めてなかったかもしれない。
もう発熱もしていないし。
しかし、私はいつもの「きっと大したことないさ」という頭での納得に反して、何かあるかもしれないと虫の知らせを受けたかのように、翌日病院を受診した。
結果、盲腸疑いで即入院。
え?盲腸?メタファーは予知だったのか!?
結局盲腸ではなく、別の疾患であったが、手術が必要となる状況になってもおかしくないと言われた。。。
今回私はクリーン言語のセッションに救われたと本気で思っている。
予知ができるなんてすばらしい、と言いたいわけでは全くない。
身体からのメッセージをまざまざとイメージとして見せて感じさせてくれたこと、そして何のためらいもなく行動に移せたことが、私にとって驚きだった。
つまり、病気の見逃しから予言的に救ってくれたというのではなく、私が頭で考えて自分で勝手に納得してしまう、身体からのメッセージの「封じ込め」から救ってくれたと思っている。
もっとも、それほどつらかったから、ということもあるかもしれないけれども。
最後に
どこで感じていて、それは何の様か、それは何がしたいのか。。。あくまでも自分の思考ではなく、体で感じた事をメタファーとして、そしてそれに注目していくことで、身体からのメッセージを具体化していく、そのようなことを体感できたセッションでした。
中高年になると、仕事も家庭も忙しいし、何かと自分のことは後回しになり、それが通常モードとなっていることはないでしょうか。
しっかりと身体からのメッセージに集中して耳を傾けてみる時間を取ってみること、少しでも不具合あれば病院にいくことは重要であると痛感したセッションとその後の出来事でした。
頭で考えるのではなく、身体のメッセージに集中できるクリーン言語のセッション、ぜひ多くの人に体験していただきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の写真は元気な時にお散歩していた公園で、百合の花がまっすぐ上を向いて咲いていて、力強いな~と惹かれて撮影しました。元気が伝わりますように。